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『あいちの山里アントレワークプロジェクト 地域との共創を目指して』レポート②

あいちの山里アントレワーク実践者事業も、気がつけば折り返し地点をとうに通過。順調に事業を進めている人、もうちょっと進めー!と応援したくなる人、活動の進捗状況は様々ですが、実践者たちの目の前に立ちはだかるのが、自身が立てた事業構想の理想と現実とのギャップです。いかにしてその溝を埋め、前に進み、抽象的な構想を事業として具体的にカタチにしていくのか?あいちの山里アントレワーク実践者のミッションでもある地域課題解決をどう自分の事業で遂行させるのか?実践者たちは今尚、思考錯誤を繰り返しています。

そんな彼らのソーシャルビジネスを軸とした事業理念の形成や具体的な事業計画の作成を支援してもらうため、三河の山里サポートデスクでは、地域創生や起業に関する講義や著書も多い、株式会社みらい共創技術研究所代表取締役・樋口邦史さんを講師に、『あいちの山里アントレワークプロジェクト 地域との共創を目指して』と題した全5回のセミナーを6月~10月まで月1回実施してきました。

7月~9月におこなった第2回目~第4回目のセミナーでは、事業を進めていく上で最も重要となるビジネスモデルづくりを中心に、それを構築していくのに必要な要素や知識、考え方、方法などを、フレームワークや事例の紹介と共に樋口先生にレクチャーいただき学修。その上で、実践者自身が実際にビジネスモデルを作成し、発表することで、他の実践者たちと共有、意見交換などを通して、自身の事業計画をさらにブラッシュアップしていく機会となりました。

【7月/ビジネスモデルづくりに臨む】

『ビジネスモデル』とは、顧客に自分の事業の商品やサービスを選んでもらうために、どのような価値を提供し、その対価としてどのように利益を出していくかの仕組みのこと。モノや情報の流れと、利害関係者たちとの取引関係を明確にするためのお金の流れ、2つのシステムづくりが胆となる、事業や会社の持続可能な成長には不可欠な仕組みです。

シンプルな構造ですが、システムの確立に最適なアイデアを導き出すためにはいくつかの考え方のプロセスが必要であり、それらを可視化することも重要となります。

『ビジネスモデル』を構築するための下地とも言うべき設計図となるのが『ビジネスモデルキャンバス』です。

「顧客セグメント」「価値提案」「チャネル」「顧客との関係」「収益の流れ」「リソース(資源)」「主要活動」「パートナー」「コスト構造(原価など)」の9つの項目に分かれたフレームワークを使い、それぞれの要素を書き込むことでビジネスモデルを可視化。自分自身が事業の全体像を把握できるだけでなく、利害関係者などステークホルダーへの理解促進にもつながり、スムーズな事業活動の実現、改善策やポテンシャルの発見など、様々な分析や目指すべき方向性の指標として効果的だと言われます。そのため、ビジネスモデルキャンバスの作成はとても重要なのですが、そう簡単に完成しないのが悩ましいところ。実践者たちは頭をフル回転させながら作成に励みました。

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